植物の育て方
シンビジュームの育て方
シンビジュームの育て方
ラン科 多年草 草丈50~100cm
花が咲いているときの管理
日当たりの良い窓辺に置きます。
室内が25℃以上の高温や乾燥は花が痛み、蕾は黄化して落ちるので、
暖房の効いた部屋や暖房機のそばには置かないようにします。
土の表面が乾いたら、暖かい日の午前中に鉢底から流れ出るまでたっぷり水を与え、
受け皿には溜めないようにします。
花を長く咲かせておくと株が弱るので、1ヵ月ほどで株元から切ります。
開花中は肥料を与えません。
花が咲き終わった後の管理
<植え替え>
3年ほど栽培すると鉢から株元があふれてくるので、植え替えが必要です。
古い土は全て取り除き、ひとまわり大きい鉢に、新しい土を根の隙間に詰めながら株がぐらつかないように植え込みます。
植え替え時期は3月中旬~5月上旬。
肥料は植え替え後2~3週間後に与えてください。
<置き場所>
日陰では花つきが悪くなるので、12~3月以外は屋外で育て、梅雨明けから9月中旬は明るい日陰で、その他の月は日当たりの良い場所で育てます。
梅雨に当てても大丈夫ですが、秋の長雨は当てないようにします。
<肥料>
生育期の3月下旬から9月は肥料が不可欠です。
3月、5月、7月に置肥『プロミック シンビジューム・クンシラン用』を土の上に置きます。
さらに9月中旬まで液肥『ハイグレード洋ラン』を水でうすめて1週間に1回、水やりを兼ねてたっぷりと与えます。
<水やり>
水切れは禁物です。
生育期の4~9月は午前中に鉢底から流れ出るまでたっぷり水を与え、真夏は夕方にも葉水を与えます。
10月以降は表面が乾くのを待って与えます。
<害虫>
ナメクジは新しい根や蕾を食べるので、予防を兼ねて雨や水やりにつぶれにくい『ナメトール』を鉢の周りにまきましょう。